Cashmere Stole Home-fulled
Cashmere Stole Home-fulled
縮絨にこだわったカシミヤ100%のストール。軽やかでふわっと優しい肌触り、肌寒くなる季節にふんわりとしたぬくもりを。コーディネートのアクセントとしても優秀な一枚です。
ストール長辺はくるっとしたナチュラルな仕上がり、短辺はやや伸縮性のある糸を使って縁を止めてあります。約45cm×160cmとアレンジのしやすいサイズ感で、首回りを高めに包み込んだり、軽く巻いてアクセントにしたりが簡単にできます。
カラー | Ecru_beige Grey Light Pink |
素材 | カシミヤ 100% |
糸名 | PIARA |
ヤーンカウント (番手) |
2/26 |
スレッドカウント (糸本数) |
1 ply |
ゲージ | 10G |
編み | WHOLEGARMENT |
厚さ | 普通 |
重さ* | 145g |
ケア | 水洗い可能 |
*標準サイズ(Mなど)の平均値です。目安としてお考え下さい。
サイズ | 長さ | 幅 |
One | 160 | 45 |
ニット製品のため、計測値に数パーセントの差異が生じる場合がございます。
PIARA
マフラーとストールに使用した糸は「PIARA」、私個人が一番好きな糸です。
「PIARAは良質のカシミヤ原毛の中でも更に厳選された原料を、永年蓄積された技術と手間暇を惜しまない製法によって作られた、東洋紡糸の至宝ともいえる糸です。東洋紡糸カシミヤの中で最も歴史が古く、内外に熱心なファンを持つPIARA。編み上がりの「目面」の美しさや滑らかで柔らかな風合い、永年の愛用に応える耐久性は世界に誇る一級品です。」
How to wash cashmere
How to wash cashmere
PlejBelaのTOYOBOSHIカシミヤニットは洗濯機でも洗っていただけます。
摩擦の少ないデリケートモードなどで優しく、でもしっかりと洗ってください。乾燥は、型崩れや伸びを予防するために、ニットの重さが一か所に偏らないように、ネット上の平干しや洗濯棒を複数使って編地を渡す方法などがお勧めです。
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洗濯機で洗うカシミヤ:ポイント
・水温30度以下
・中性洗剤
・デリケート・ドライモード
・1枚ずつネットにいれて、1度に多くても2枚まで
・陰干し平干し (乾燥機厳禁)
・アイロンも可
水温30度以下
一般的に、水温は高い方が汚れが落ちやすいとされますが、繊維へのダメージもあるためカシミヤでは、洗剤成分の効果が出やすい20度前後から、高くても30度くらいが適温です。
中性洗剤
弱アルカリ性は洗浄力に優れていますが、その分繊維への影響も大きくなります。カシミヤには、色合いや風合いへのダメージをできるだけ少なくするため、中性洗剤を使います。
摩擦をできるだけ少なく
カシミヤは、摩擦によって絡みが発生し毛玉や縮みの原因になります。洗濯機のメニューの「デリケート」「ドライ」などの優しいモードを使い一枚ずつ洗濯ネットに入れて、一度に洗濯機に入れるのは多くても2枚にしてください。
陰干し平干し
基本は陰干し平干し。ハンガーなどで吊り干しをすると、水分の重みなどで型崩れしやすくなります。平干し用のネットや洗濯棒を複数使って、衣類の裏面にも空気・風が通るように干してください。乾燥機は厳禁!です。縮んでしまいます。
アイロンも可
中温程度でスチームを出しながら、やや浮かすようにさっとアイロンを動かします。強く押し付けたり、長時間当てたりしないようにしてください。
*ドラム式洗濯機は使わないでください(摩擦が大きいため)
Fulling
「縮絨にこだわった」カシミヤニット
ニットの製作には「縮絨(縮充・しゅくじゅう)」という仕上げ工程があります。あまり馴染みのない言葉ですが、カシミヤの肌触りを決める、とても重要なステップです。
ニット工場で使う糸は、店頭で毛糸玉として販売されているものとは違い固くゴワゴワしています。編みあがったアイテムに水分を浸透させながら揉んでいくことで、繊維が互いに絡み合い収縮して厚みが増し、糸から毛羽がでて糸や布の組織が目立たなくなり、ニット特有のふわっとした状態になっていきます。
これまで製作をお願いしたアイテムは、同じ糸同じ編み方でも工場によって出来上がり異なることに気づき、この違いがどこから来るのか調べてみたところ、縮絨の工程で水に浸す時間、揉み洗いの加減、水洗い後の乾燥の仕方によって風合いが大きく変わってくるということがわかりました。
更に、同じ方法でも糸の種類や太さ、色によって仕上がりが少しずつ異なりますので、各工場では知識と経験を駆使して独自のレシピを開発しているそうです。
カシミヤ糸の魅力を最大限に引き出し、好みの仕上がりにするために自分でも縮絨ができないかと、編み上がりそのままの状態で納品していただき、東洋紡糸にもアドバイスをいただきながら、何とかたどり着いたのが、今回の「縮絨にこだわった」シリーズです。
自社で一枚ずつデータを取りながら水に浸す時間、洗いの長さ強さ等を変えかなりの数を試してみてみました。水洗い後も完全な自然乾燥で、フワッと優しく、しっとりとした滑らかさを目指しました。風合いの”ピーク”直前に抑えたつもりですので、ご家庭でお洗濯をするたびに更に増す柔らかさを楽しんでいただけるのではないかと思っています。